日本風景写真協会

　京都府北部（福井県に近い）美山町には、今も 昔懐かしい茅葺の民家が多く点在し、 保存されております。
春から夏にかけては折々の花が咲き、夏は百日紅、秋には蕎麦の花・コスモス・紅葉が茅葺の家と美しく調和します。　　ここ数年で、トタン葺きや瓦屋根が次第に増えて、撮影場所の選択が必要になっています。　今回ご案内する冬の積雪シーンはそれらの屋根が雪で覆われて、昔の面影がワイドでもアップでも撮影出来ます。
　「かやぶきの里」は一般には北地区が観光名所となっておりますが、R１６２から府道３８号線を北へ入ったあたりから北集落までの途中に隠れた撮影スポットが点在していますので、新しい発見も期待出来ます。
　積雪時の注意点として広河原方面からササリ峠経由の府道は通行止めになりますから、R１６２経由で行くのが良いでしょう。　
　また　茅葺きの民家は生活しながら保存に努められていますので、撮影マナーや私有地への立ち入りには充分気を付けて行動されますようお願いします。
道路状況や行事情報等は美山町観光協会（美山町安掛下２３番地　電話：０７７１-７５-１９０６）へお問い合わせ下さい。
（情報提供：京都支部）