日本風景写真協会

 
　　　　　　年頭のご挨拶
　　　　　　　　　　　　　宮城支部長　　佐々木　俊行
  
　　新しい年を迎え、会員の皆様には写真撮影などに
　新たな気持ちで取り組んでおられるものと推察いた
　します。

 
　　　昨年は新たに宮城支部長及びみちのく会事務局を引き受けましたが、慣れない事もあり、
　皆様には、 多々ご迷惑をおかけしました。
　２年目となる今年は、もっと活動の輪を広げられるよう努力したいと思っております。
　　
 
　　また、昨年、レベルを下げずに新会員を増やす目標をたてておりましたが、成果は余り上り
　ません でした。今年はできるだけ会員数の増加に努めて参りたいと思いますので、引き続き
　皆様のご協力・ ご支援をお願いいたします。
 
　　来年にはみちのく会発足10周年を迎えます。記念事業をどのように行うか等について、
　今後機会がある毎に皆さんで話し合っていきたいと思っておりますので、宜しくお願いいたし
　ます。

 　次に、前号（９月号）以降の行事及びこれから予定している行事についてお知らせします。

　☆ 初冬の撮影会及び忘年会が盛会に終わる　H25年12月7日〜8日
　　　福島県裏磐梯のペンションで、会員10名が参加して撮影会及び忘年会を 開催しました。
　　　折よく雪となり、いい被写体に巡り会う事ができ、有意義な撮影会となりました。
　　　また、夜の忘年会は大いに盛り上がりました。

　☆ 宮城支部総会及びみちのく会研修会並びに新年会の開催
　　　２月１日に仙台で開催します。
　　　研修会には増井指導会員を講師にお迎えしております。

　☆  本部総会の開催
　　　２月22日、京都で本部総会を開催します。
　　　多くの会員の出席をお願いいたします。

　☆  春の撮影会の開催について（案）
　　　５月〜６月初旬に新緑撮影会を実施したいと思います。
　　 日程・場所はまだ未定ですが、会員皆様のご希望があれば、催事担当までお知らせください。

　☆  みちのく会写真展の開催について（案）
　　　第９回みちのく会巡回写真展を７月〜８月にかけて開催します。
　　　実施要領等は概ね前回までと同じ方向で考えていますが、ご意見等をお寄せください。
　　　なお、宮城展は7月17日(木)〜７月23日(水)、会場を仙台メディアテークに予約済です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上






　　　　　　　　2013年を振り返って宮城支部
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　刈部　博
 
　参加できなかったが、12月のJNP宮城支部撮影会＆忘年会はたいへん盛り上がったようである。　
風景写真談義で諸先輩方の話を拝聴するのは、自分の辿ってきた写真道を再確認し、また将来の
道標として参考になる話が多い。
無理をして忘年会だけでも参加しておけばよかったと思うが、後の祭りである。

　さて、2013年を振り返ってというお題を頂戴したので、ちょっとした失敗談をお披露目したいと思う。
私が初めて一眼レフを手にしたのは2007年12月。機種はCanon EOS kiss digital X。そう、デジ
タルカメラしか知らない世代である。フィルムからデジタルへの移行に抵抗を感じている諸先輩も少
なくないと思うが、初心者にとっては写真理論を学ぶ上で、デジタルで良かったと思う。
　絞り、シャッター速度、露出補正、構図、光線などなど、様々な本を読み漁って得た撮影知識は、
実践と経験によってしかモノにできない。
デジタルならフィルム代も現像代もかからないから、失敗は無料。
とにかく撮りまくって、失敗しまくって体得できるのである。撮った画像は、外付けHD（ハードディスク）
にデータとして保管するわけだが、カメラを始めて6年の間に撮影した枚数は約30万枚。2TBのHD
3台分に達する。フィルムなら現像だけでも500万円を超えてしまいそうな枚数だが、HDなら5万円で
おつりがくる。
ところが6月のある日、このHDの1台が突然、壊れてしまったのである。それも、最新2年分のデータが
入ったヤツが・・・。初期の頃のデータなら諦めもつこうが、最新2年分となると、そうもいかない。
フォトコンはおろか、写真展に出す写真すらなくなってしまう。　　仕方なくデータ復旧業者に復旧を
依頼した。
幸い、データはすべて復旧できたが、費用は二十数万円かかってしまった。バックアップを必ず取る
べきということを否応なく学ばされた事例であった。

　デジタル派のみなさん！、バックアップは必ず取っておきましょう。

忘年会といい、HDといい、失敗が目立つ1年のような気もするが、HDが壊れて写欲が失せている間
何故、何のために写真を撮っているのか、思いを巡らす時間を取ることができ、今は新たな気持ちを
もって写真に取り組めている。
　授業料としてはちょっとお高くついたが、写真を続けて行く上で必要な失敗だったのかもしれないと
思っている。また、最近ではデジタルならではのプリントする楽しみも覚え、和紙など独特の用紙に印刷
しては悦に入っている。
　　　　（紹介写真タイトルは「鼓動」。墨絵のような朝靄の中で、
　　　　　　　飛び立ちの時を迎えたマガン達の落ち着かない様子。伊豆沼にて）



　◆　その他
　　　宮城支部　吉野　満 　　　「デジタルカメラと私」
　　　宮城支部　結城　重廣　　「みちのく会撮影会及び忘年会に参加して」
　　　 の寄稿文を頂きましたが、投稿容量の関係からアップが出来ませんでした。

　◆　写真寄稿は、みちのく会：秋田　笹川　一志より頂き　「ギャラリー」　に投稿してます。

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　広報担当　　宮城支部　石原