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宮城支部・みちのく会 [会報第28号]
最終更新日:2014-09-16 09:41:27
写真奇稿 「チングルマ咲く」 佐々木 俊行(宮城)
(ギャリーに他3点投稿しました)
※ 寄稿作品は随時募集中です。
みちのく会写真展 2013
みちのく彩景 8 を終えて
みちのく会事務局 佐々木 俊行(宮城支部長)
「みちのく会」の大きなイベントである巡回写真展を無事終了することができました。
ご指導とご尽力をいただきました川隅指導会員、ご協力をいただきました会員の皆様に
感謝申し上げます。
写真展の準備から終了までを経験して、今回気づいた点などをで述べてみます。
・作品の選抜について
8点の作品を提出してもらい、その中から2点を選びました。
作品数が多いにもかかわらず、選ぶのに苦労しました。
次回からは 「吟味した作品の提出」・「2点を選ぶのが難しい場合には1点若しくは
選ばないことも選択肢に入れる検討」をしてもいいのではないかと思っています。
・提出プリントについて
全紙サイズに伸ばした時の見本になるようなプリントを作ることも大事です。
写真は最終的にプリントで鑑賞してもらうものですので、自家プリントであってもしっかりした
品質にすることが大切だと思います。
・宮城展を終えて 佐々木 俊行
7月19日から24日までの6日間、仙台メディアテークを会場にして行われました。
会場は仙台中心の比較的便利な場所にあり、写真愛好家だけでなく、一般の方々にも
沢山観覧いただけたことは大変よかったと思っております。
その人たちの感想ですが
「写真でここまで表現できるとは」
「すばらしい写真ばかりだ」 など、概ね良かったと思います。
しかし、一部のプロやプロ級の方々からは
「全体的にはいいと思うが、今ひとつ、視点がはっきりしない」
「色が不自然」
「クリアさが足りない写真が数点あるのでは」
「タイトルをもっと考えた方がいいのでは」 などの指摘も受けました。
9月14日(土)「みちのく会巡回写真展反省会」において相互向上に向けた会議を開催します。
・岩手展を終えて 鎌田 淳子
年一回の巡回写真展・岩手展は8月2日から4日まで(3日間)盛岡市の「プラザおでって」で
開催されました。岩手展は4名の会員という少ない人員の中で、「盛岡さんさ」の開幕と共に
お祭り気分の中で開催されました。
人の出が町中に流れるのでは・・・!という心配をよそに、やはり写真に興味ある人は見に
来るんだなあ〜 !! と確信と嬉しさの三日間でした。
受付を三日間連続していた私の耳に聞こえてきた声を述べてみます。
「すごい!素晴らしい写真ばかりですねぇ〜」
「苦労がわかります」
「写真は汚いものも綺麗にみせるんですね」
「すごい写真の中にホッとする写真も有り、バランスが良いです」
「気が付かない事を見せてくれる」
「タイトルで見方も変わるから、もう少し考えた方が良い」 等々・・・・。
一周して、好きな写真の前にもう一度来て、じっくり見ていく人。人気のある写真の前には
やはり人が多く立ち、人の目は正直です。私達写真を撮るものは、自然との遭遇チャンスに
一期一会を感じ、また出会えない情景と感動をどこまで写真に残せるか、いかにして見る人
に同じ感動を伝える事ができるか。
風景写真は本当に難しいとつくづく思いながら、完成したプリント仕上がりにドキドキしながら、
次への意欲へと自分を奮い立たせ、眠い目をこすりながら朝早く出かけるのです。
あと何年、何歳まで続けられるのか、健康でなければできないことと、様々なことを思いめぐらし
ながらの三日間でした。
この文面を借りて、多くの方々との繋がり、関わりに深く感謝してお礼申し上げます。
・秋田展を終えて 鳴海 しげお
秋田展は8月8日から11日の4日間、大館市中央公民館展示場で開催されました。
皆さんもご承知のとおり、9日、秋田県北部では鹿角、大館を中心に経験したことのない
豪雨となり、国道7号や285号線などが通行不能となりました。
また、展示会場となった中央公民館では屋上の雨水処理の配管が破れ、床が水浸しに
なる被害がありましたが、市の職員や会員の方々のお手伝いもあり、何とか期間中を
乗り切ることができました。
当然ながら鑑賞者の数も少なかったのですが、300名を超える皆さんに鑑賞していただ
きました。
川隅指導会員はじめ会員各位の大切な作品も無事だったのは何よりです。
また、川隅先生や会員各位から心配の電話をいただき、この場を借りて厚くお礼申し
あげます。
早いもので再来年は「みちのく会」巡回展も十周年を迎えます。
毎回、遠方からも楽しみにして会場に足を運んで下さる方々のためにも「みちのく会」
会員一丸となって、是非成功させたいと願っております。
日本風景写真協会会則第2章第3条の目的に恥じることなく、これからも撮影や仲間
づくりに務め、さらに信望を深められるよう、努力したいと思います。